キッチンパネルを自分で貼る

キッチンパネルとは

 

キッチンパネルとは、キッチンの特にコンロの周辺の壁面に取り付けるための壁面パネルのことです。これに類するものとしてキッチンパネルもありますが、どちらも小さなサイズのものは目地が必要となるのが不便なので、最近では大型化が進んでいる傾向にあるようです。

 

一昔前では、キッチンの壁面といえばタイルが主流でしたが、タイルは目地に汚れがついた時の掃除が面倒でした。そうした使用環境上、キッチンパネルは、油、臭い、汚れなどが付着しにくく、手入れが簡単なことが求められ、ステンレス、アルミ、メラミン不燃化粧板、ホーローなどの材料が使われて製品化されるようになっています。

 

更に、コンロの周囲は高熱になりますし、炎が上がることもあるので、使うことが許されるのは、燃えない素材だけとなっています。近年開発されたのが不燃材をベースにフッ素樹脂加工やメラニン樹脂加工を施した素材ということで、外観上は、光沢のある人工大理石のようなイメージで、タイル張りのような目地が無いのも特徴となっています。

 

ステンレス板は以前からありますが、同様にキッチンパネルの一種として利用されています。フッ素樹脂とは、フッ素を含むオレフィンを重合してつくる合成樹脂の総称で、フライパンなどで馴染みがあると思います。この加工は耐熱性耐薬品性が高く、摩擦係数の小さいことが特徴で、デュポン社の商標である「テフロン」が特に有名でフッ素樹脂の代名詞となっています。こうした素材を使用することで、キッチンパネルもどんどん進化しているのです。